鬼門もやる気次第(裁判証拠起こし) | SOHO歳時記

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ライターを目指すテープ起こし屋のSOHOな毎日。

 裁判関係の依頼は個人の方からは受けないようにしていると先日書いたばかりなのに、受けてしまいました。いつも依頼をいただく法律事務所から紹介を受けたとのこと。

 電話で依頼されるとね、ほら、弱いんですよ。なんだか人のいいお父さんみたいで、息子が彼女との間で起こしたトラブル(なんとなく察しがつく)の件でテキスト化したいっていうことで。こんなのを頼むのも初めてだから、どんなふうにお願いしたりいのかもわからないっておっしゃって……。

 こうなるともう、仕事というより人助け的な気持ちが強くなる。通常はメール添付で原稿を納品するんですが、FD納品にして、さらに印字物にしたものもくっつけて納品しましょうということで話がついた。

 日常はネットだけのやり取りで済んでしまいがちだけど、こういう直接の触れ合いっていいもんだなぁなんて、ちょっと人間味あふれた人になった気分。このところ、人とのリアルなつながりの良さを見直していたところだっただけに、ますますその確信を深くしたようなご依頼でした。

 今回の起こしは、たとえ裁判絡みであろうと、相手が見える気がして気持ちよく仕事ができそうな予感がしますなぁ。(実際はフタ開けてみないとわからないんだけどね)